みなさま、明けましておめでとうございます。
今年はいよいよ波瀾ばんばん座の旗揚げ公演の年です。
団員の方だけでなく、お客様、スタッフ・・・全ての方に感動していただける舞台となるはずです。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、波瀾ばんばん座のお稽古はお正月気分も抜けぬ1月4日からのスタートでした。
みなさま、スケジュールを調整して下さり元気にご参加くださいました。
ありがとうございました。
ひとつひとつのシーンを少しずつ丁寧に繰り返す稽古が始まりました。
会話が生き生きとしてきたシーンもあります。
こうして何度何度も返して、身体に染み込ませていきます。
舞台は映像と違いリアルな空間ではありません。
自分が立っている稽古場の床は、恐山のシーンになると足元に小さな石や岩が転がっています。
仏ヶ浦の断崖に立ったとき、目線の先に何が見えるのでしょう。
池袋警察の窓から見える汚れた街はどんな色でしょうか。
亀戸の女たちはいつもどんな会話をしているのでしょうか?
リアルな空間ではないからこそ、そこに立つ役者が自分の経験と想像力を強く持ってそこに存在することが大切です。
自分のシーンの稽古が始まる前に、しっかりと集中して役の姿と心をつくってから望んでみてください。
幾つかの役を演じなければならない方はなおさら演じ分けをしなければなりませんから。
まずは外側から・・・。
スカートはいてやってみる。立ち振る舞いが違ってきます。
チャレンジ、チャレンジ!!
さてさて、もうすぐチラシが出来上がります。
1月中にはチケットと共にお渡しできると思います。
是非お知り合いの方々をお誘いくださいね。
上手になってから観に来てもらいたい・・・
恥ずかしい・・・
お気持ちはわかります。
でも「初舞台」「初めてのこと」
これは一度経験してしまった人には使えない言葉なのです。
経験を重ねたらうまくなるでしょうが、でもでも、初めてのエネルギー、
緊張感は大きな力となって観る者の心を揺さぶります。
新鮮な姿、チャレンジする姿勢に「NO」という人はいないはずです。
以前、知り合いのシニア劇団を観に行ったことがあります。
舞台で演じる方々のエネルギーもすごかったけれど、さらに熱かったのは客席の同世代の方々。
目の前で演じる知り合いがはつらつと、若々しく動きまわる姿に、
まるで自分が舞台に立っているかのような興奮を感じているようでした。
私も感動しました!嬉しかった!
波瀾ばんばん座の舞台も必ずそうなる。
私にできること全力投球です!
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